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うつ病。会社から退職勧告を受け、やむなく退職。

【障害年金受給体験談NO.20】

1.受給期間

2014年9月~2015年8月。

2.受給額

受給額は1カ月13万円でした。

3.内容(どのような病状で、どのような受給が認められたか)

障害年金の受給対象として認められた疾患はうつ病でした。

最初の症状は夜眠れないというもので、精神科で診察を受けたところ、交代勤務など負担の大きい仕事環境が原因のうつ病という診断を受けました。

仕事を数日休み、処方された薬をきちんと飲んで症状が軽快してきたので出社し、しばらくは普通に仕事できていたのですが、人事異動で責任の重い職務に就き、プレッシャーから再び夜眠れなくなるという症状が出はじめました。

薬を飲んでもなかなか効かず、さらに食欲がなくなって食事もできなくなり、抑うつ状態に陥って精神科を受診したところ、治療が必要な重いうつ病で仕事ができる状態ではないと診断されたため、診断書を書いてもらい仕事を休職しました。

仕事ができない間、健康保険組合から傷病手当金を受給していましたが、うつ病はなかなかよくならず、半年の休職後、会社から退職勧告を受け、やむなく退職しました。

退職後も傷病手当金は受給できたのですが、受給期限の1年半が経過してもなお、病状としては社会復帰できる状態ではないという医師の診断もあったため、障害年金の受給申請をしたところ、うつ病による精神障害2級が認められました。

4.自分で手続きをしたのか?社会保険労務士を利用したのか?

障害年金の受給申請手続きは、社会保険労務士にお願いするとスムーズにできるようでしたが、そのような知り合いもおらず、またお願いすると数万円の費用がかかるようでしたので、経済的に苦しかったこともあって、手続きは全て自分でしました。

まず、近くの年金事務所の窓口へ行って、どうやって申請したらいいのか、どんな証明書が必要なのかを詳しく聞きました。

窓口で審査をされるわけではないので、ここでは説明を聞いたり用紙をもらったりするだけです。

申請に必要な書類は、年金手帳、戸籍抄本、直近の医師の診断書、病歴・就労状況等申立書でした。

医師の診断書は必ず年金機構所定様式の用紙に書いてもらわなければなりません。

私は年金事務所の窓口でもらいましたが、ホームページからダウンロードもできます。

その診断書用紙を持って病院へ行き、主治医の先生のお願いして書いてもらいました。病歴・就労状況申立書のほうは自分で書くもので、発病から現在までの経過、生活状況や仕事の状況など詳しく書きます。

これらの書類と通帳、印鑑を持ってまた年金事務所へ行き、窓口で確認してもらって提出した後、4カ月ほどで受給決定通知が届きました。

年金事務所でわからないことは相談しながらやっていくと、自分でも手続きは可能でした。

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